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ワキガの原因

脇の臭いは一般的なイメージで、「汗の臭いが強い、強烈」と思われていますが、実際は違います。
汗自体は、臭いのしない分泌液です。汗は無臭なのです。
しかし、分泌された汗をそのまま放置することで、皮膚上の常在菌によって分解され、そして臭いが出る仕組みになっています。
そして、ワキガは、通常の脇の臭いとはまた異なる原因があります。

 

普通の汗の臭いというのは、「エクリン腺」という汗腺から分泌された汗が常在菌で分解されることが原因です。
エクリン腺からの汗は体温調節をするために分泌されていて、ほぼ水分で構成されています。
一方、ワキガの原因になる汗腺は「アポクリン腺」です。アポクリン腺から分泌される汗には水分ではなく、脂質やアンモニア、鉄分などが含まれていて、液に粘りがあります。余計な物質が多く含まれていて、この汗が細菌の影響を受けたときに、強い臭いがあらわれます。

 

エクリン腺から分泌された汗も菌との関係で臭いを放ちますが、アポクリン腺から分泌されたものとは比べものになりません。
そもそも、アポクリン腺はフェロモンを出すために備わっているのですが、これが人間の進化とともに減っていき、今ではほとんどない人が多いです。とくい日本人はアポクリン腺が少ないとされています。
しかし、アポクリン腺が多い人も居て、そのためにワキガになります。

 

また、ワキガは生活習慣などが関係しているというよりも、遺伝要因が大きいです。両親どちらかがワキガ体質の場合は、約50%の確率で遺伝することが判明しています。
もちろん、生活習慣でも食生活が乱れている人は、臭いが強くなる傾向にあります。